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夢の共演 (別タイトル『フィクション100%』)


気がつくと、披露宴会場のような場所にいた。
そこで水色に赤いハイビスカス柄のアロハを着、首からは黄色いハイビスカスのレイをかけた、何となくハワイ帰りっぽい週末の貴公子、ホ○ケさんが右手を差し出し、男らしくこう言った。
『僕とお付き合いして下さい』
すると近くのテーブルの下からベーシスト、トミ○ガさんが現れて
『僕を先にして下さい』 ←先って……。
と言うや否や、ホテルのウェイターのような出で立ちのタ○さんが銀のお盆に多分指輪のケースとおぼしき物体を乗せてやってきて
『俺に決まってるやろ、なぁ』
と言ったらば、会場の扉が勢いよく開いて、
『もちろん選ばれるのは僕ですよ』
と言いながらサエザ○さんが現れた。
そして4人の殿方からアプローチされた人間はというと……ビっツさ……いや、ビ○ツさん! ←今更の伏字。
『いや、みなさんの中から一人だけを選ぶなんて……』
というビっ○さんの言葉に、ト○ナガさんが
『一緒にロシアに行くって言ったじゃないですか!』 ←何故ロシア?
と詰め寄ると他の3人も
『一緒にガン○ム作ろうって言った』 ←作れるんだ……。
とか
『一緒にガ○ダム乗ろうって言った』
とか
『お互いにガンダ○でやりあおうって言った』
とか、誰がどのセリフを言ったかは覚えてないし、よくよく考えたら『最後のセリフはあかんやろう』なんだけど、それぞれの主張(?)を口にしながらビ○ツさんへと詰め寄っていった。
追い詰められるビッ○さんを尻目に
『ケーキ食べていい?』
とウェディングケーキに勝手にナイフを入れて切り分け始めるヒノバ○シさん。
『この会場、後7分しか借りれませんからね~』
とアナウンスするシヅ○さん。
私はというと
『時間がないなら余興の歌だけ歌って帰ります!』
と言って、今はビ○ツさんがお付き合いを申し込まれている段階であって、まだ結婚式という訳でもないのに歌を歌って帰ろうとする始末。
しかも歌った歌はと言うと……

母さんが~、夜なべ~をして~♪

ハイ、色んなイミであり得ない歌です。
しかも涙ながらに熱唱してるよ、私。
そうこうしている内に、4人の殿方から追い回されて、ホントのイミで追い詰められた○っツさんは両手で頭を抱えてのたうち、

分かりました! 一人選べばいいんでしょ! ←あからさまに破れかぶれ。

と言うと、ついに一人の手を取った。
しかしその瞬間、会場の照明が落ちて、ビっ○さんが誰を選んだのかは分からず仕舞……。
さらに照明が元に戻った時には何故かビ○ツさんはケーキを食べ続けているヒ○バヤシさんの側で
『だって、まさか電子ジャーであんな事をする人だとは思わなかったから……』
と言って凹んでいて、ヒノバ○シさんはヒノバヤ○さんで
『っていうかね、○っツくん。人間誰しも色んな顔があんねんって』
とケーキを食べながら語っていた。

え~……一体何があったんですか、ビっ○さん……。
っていうか、食べるか語るかどっちかにしましょう、○ノバヤシさん……。

などと思っていると目が覚めた。



『極度の睡眠不足』または『度重なる睡眠不足』の時、私はおかしな夢を見る傾向にあるみたいです。
今日こそは早く寝ます。
でないと確実にヤバイです。 ←色んなイミで。
by id-from-bc | 2006-08-02 23:15 | 日常
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