お風呂の脱衣所の掃除をしようと思い立った私。 「まずは先日髪を止めていたピンを最初に回収せねば……」 と思い、ピンの一時預かり所(笑)に目を向けると何故かピン is みっしんぐ。 「もしかしたら何かのはずみで下に落ちちゃったのやも」 そう思って目線を下げると案の定(?)一本のピンが床に落ちていた。 「とりあえず、一本見っけ♪」 そんな独り言を呟きながら、ピンを拾い上げる私。 それから、今一本のピンを探す私の視線は脱衣所の床を右へ左へ移動して、洗濯物の入ったバケツに至った。 バケツからあふれた洗濯物の影に黒い筋を発見。 私はためらう事なく、おもむろにその黒い筋に手を伸ばした。 そして次の瞬間、指先に何やらやわらかい感触が―― ぎゃーっ!!! This is not a pin! これはピンにあらずーっ! 絶対、断じて、ピンにあらずーっ!!! 悪寒が背筋を駆け抜けた。 私の指先には『ねっとりとした液体』プラス『角を引っ込めたなめくじ』が……。 いやーっ! 触っちゃったーっ! てか、現在進行形で私の指先にひっついてるしーっ! 私は風呂場の窓から右手を出して、右へ左へ振り回した。 ごめん、ごめんよ、なめくじ! 勝手に触っといてなんだけど、早くどこかへ行っちゃってーっ! ええ、久しぶりに寿命が縮まる思いでしたとも。 久しぶりに悪寒というものを味わいましたとも。 指先が軽くなってからはもう、水→石鹸→ぬるま湯→ボディソープ→お湯→台所洗剤と思いつく限りのもので右手をごしごし洗ったさ。洗ったともさ。洗ったさ。 それにしても……まさかあんな所になめくじがいるなんて……。 私も生きた心地がしなかったけど、なめくじの方が数段生きた心地しなかっただろうなぁ。 ってか、これでまたしばらく椎茸食べられないや。(薄切りにした見てくれがなめくじに似てるから)
by id-from-bc
| 2006-09-15 23:10
| 日常
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