世の中まだまだ捨てたもんじゃないやね。 今日は朝から雨だった。 そんな訳で、自転車には乗れないので(←雨の日は乗らない)朝から歩いて旧国鉄で出勤。 で、仕事をこなして退社する頃には雨はすっかり上がっていた。 なもんだから、さしてきた傘を会社に忘れて帰って来たんだけど、地元の駅についた頃には あ~……なんか空気がしっとりしてる……。 はい、『ざぁざぁ』とは言わないまでも、『しとしと』と小雨が降っていた。 でもまぁ、 「傘がないと帰れない!」 という程ではなかったので、傘をささずに帰っていたらばふと背後に人の気配。 「何奴!」 と思って振り返ると、 『ご一緒しましょか』 と言って、背後から私を自分の傘に入れてくれている一人の女性が。 思えば昨今、ちょっと普通の注意をしただけで 『んだと、おらぁ』 と逆ギレされかねない昨今、ちょっとあたりまえの常識を説いただけで 『んだと、おらぁ』 と逆ギレされかねない昨今、 こんな人がまだ世の中にいたんだぁ……。 と思わず感動してしまったさ。 いや、だってさ、こんな世知辛い世の中じゃない? しかも相手は見ず知らずの小汚い格好をした私じゃない? さらに夜道じゃない? 普通だったら傘をささずに歩いてる人がいたって気にもとめない人が多いだろうに、わざわざ気にして声かけてくれるって、スゴイ勇気とビッグ・ハートが必要だと思わない? 少しの間とはいえ、傘と優しい言葉をかけてもらえて正直すっごく嬉しかった。 いや~、ホント、世の中まだまだ捨てたもんじゃないやね。 雨の日は苦手。 でも今日は気持ちのいい雨の日だったさ。
by id-from-bc
| 2008-10-23 23:21
| 日常
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