さびしいよぅ。 このままじゃ、さびしくてさびしくて死んでしまうかも……。 そんな事を考えていたのかもしれない。 『孤独』はどんなに愛しても愛を返してはくれない。 だからみんなは『孤独』を嫌う。 『孤独』はどんなに振り払おうとしても振り払う事はできない。 それは自分の影のようなもの。 気づかないうちは気にもならないくせに、気づいてしまえば何だか妙に気にかかる。 気になって気になって、さびしさのあまり思わずここから逃げ出したくなってしまう。 仲間がいる所へと、行ってしまいたくなるんだ……。 『孤独』を覚えた『彼』にためらいなどなかった。 私の手を振り切って、『彼』は仲間のもとへ行ってしまった……。 そして私は後悔する。 『一人にしたのが悪かったの?』 と――。 今度は私が『彼』の気持ちを味わう番だ。 さびしいよぅ。 このままじゃ、さびしくてさびしくて死んでしまうかも……。 どうしていつも12月になるとこうなってしまうんだろう? ねぇ、戻ってきてよ、諭吉さん……。 (彼等は一体どこに集っているのだろう?)
by id-from-bc
| 2005-12-05 22:49
| 日常
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